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実験作品『花bee』解禁

花bee 配信開始

マンガ『花bee』が2020年12月1日、各電子書籍から配信されます。
2014年に描き上げた作品ですので、6年ほど前の作品になります。

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「好き放題やりすぎ」「編集者はよくこんなの通したな」というレビューを多くいただきました。
野生作家の自由さのまま突っ走った作品だったため、ずっと Kindle Direct Pablisshing でのみ販売していました。
「なんでもいいから、もっと読みたい」という読者の声に応えて、各電子書籍ストアで配信開始です。

挑戦と実験が満載の作品

『花bee』はミツバチの世界を擬人化しています。
2020年が終わろうという今となっては、獣人だったり、個体の性別が変わるといった『異次元』が舞台となっているTL作品もランキング上位で見かけるようになり、抵抗なく受け入れられるジャンルとなりました。

『花bee』を描いてみようと動き出した6年前は、擬人化とか性転換してしまう世界観というのはアンダーグラウンドのお遊びネタでしかなく、メジャーシーン(電子書籍サイトのような場所)では取り扱われていませんでした。

花beeは『擬人化』と『性転換』というキーワードを、海辺野ジョーはどう描くのか実験した作品です。

海辺野ジョーらしいのは、性転換する理由が『個人的な都合(性欲)』ではないところです。登場人物達にとって生きていれば自然な事、相手次第で変わる事として描いています。

いろんなポーズ・角度で描こうとした

絵のレベルを高めたくて、登場人物が空を飛ぶという設定にしました(ミツバチを擬人化)。重力を無視できる存在ならひっくり返っていてもいいじゃないですか。

マンガとはいえ、なかなか人型が飛んでいる絵って描けないので、描いている最中はとても楽しかったことを覚えています。

そうは言っても、実は、私の絵のカンジではなく、6等親くらいで丸みのある絵柄の方が世界観にあっているかな・・・と思いながら描いていました。

絵の雰囲気を変えるか、このままいくか、絵の方向性を探っていた作品でもありました。

土台は変わらない

今連載している『お部長と平田』と違って『花bee』は明確にファンタジーなのですが、作風となるベースの価値観・考え方は変わっていません。海辺野ジョー自身が読み直してみて「土台の感覚は変わってないや」と実感しました。

メインの女性達(メス達?)が男性(オス)に守ってもらう前提でいないところとか・・・本質的なものは変わっていません。
もしかしたら、海辺野ジョーの作風の土台が一番分かりやすい作品かもしれません。

暖かいレビューをありがとうございます

精一杯描いた作品であっても、好評いただいている『お部長と平田』とは全く異なる世界観の作品なので、酷評がつくであろうと覚悟していました。
それなのに、今現在先行配信されているRenta! でいただいているレビューは寛大で・・・寛大な読者の貴女さまに甘えないよう、もっと精進しなくては、と身が引き締まる思いです。
お時間を割いてのレビュー、本当にありがとうございます。

最後に。

6年前の作品ではありますが、今も変わらない作風の土台があります。
エロスファンタジー『花bee』をどうぞよろしくお願いいたしますー!

 

ハッピーエンドですよ(^^)

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